スーツ発祥の地、英国では、季節に関係なく総裏で仕立てます。日本では秋冬の仕様です。
高温多湿な季節が訪れる日本では、春夏物のジャケットで選ばれることが多い背抜き仕様。
最も涼しく、軽くお仕立てすることの出来る半裏仕立て。夏物や軽い素材にぴったり。
アンコンジャケットに使われる単衣仕立て。
イタリア系のブランドも好んで使う仕様です。
日本では秋冬での仕様となっている総裏。
滑りが良く、標準の仕様です。
通気性の高い裏地無し仕様。秋冬でも人気が高まっています。
テーラー神谷
仕立て職人からのアドバイス
裏側の仕様は着用している時には見えませんが、お客様の用途やご要望で大きく変わる部分です。
日本の既製服では、春夏は背抜き、秋冬は総裏となっているジャケットが多いようですが、近年は軽い仕立てが人気なこともあり、秋冬でも半裏や単衣仕立てとなっているジャケットが増えて来ました。フォーマルシーンでのアイテムは総裏をお薦めします。