定番として選ばれるのがシングルの裾仕上げ。後からお直しもしやすく、裾の基本の形状。
裾の前部分を少し上げるように仕立てることで、前のクリースラインが綺麗になる裾。
※エントリーコース選択不可
英国貴族が雨の日に裾をまくっていたのを、米国の紳士が真似をして定着したと言われる裾。
裾を三ツ巻にして、上からミシンをかけたもの。
チノパンやジーンズ等のカジュアルな裾上げ。
カブラ巾
近年では、股下の長さを短めにして、裾は細いものが好まれています。お持ちのスラックスで、お好みの裾巾をご参考にされると良いと思います。多くのブランドでは18センチ~20センチ程度のものをデザインしています。
※エントリーコース選択不可
テーラー神谷
仕立て職人からのアドバイス
スラックス(トラウザーズ)の裾はスーツの場合、シングルが一般的です。ダブルはそのルーツからカジュアルな意味合いを含みますが、世間ではスーツ用の裾と考えている人も多いと聞いています。モーニングは、その名が表す通り、礼服のモーニングの裾として考案されました。カジュアルなタイプにはタタキが向いていますが、お直しで長くすることが出来ないので注意が必要です。